ランニングシューズを選ぶポイントの1つに、シューズの重量がありますよね。
特にスピード感のあるランニングをするには、軽量シューズを使う必要があります。
どうせなら、軽いランシューで気持ちよく走ってみたくありませんか?
今回はおすすめの超軽量ランシュー16選を、メンズ・レディース別に紹介したいと思います!
軽いシューズのメリット・デメリット
シューズが軽いことによるメリットがあれば、それに伴うデメリットもあります。
軽量シューズを使用する際にはそれぞれのメリット・デメリットを把握する必要があるでしょう。
メリット① スピードが出る
軽量シューズを使用する最大のメリットですね。シューズが軽いほど足の運動をさまたげる負荷が少ないので、しっかりスピードを出すことができます。
メリット② 足回りが落ちにくい
重量のあるシューズで走り続けると、疲労が溜まるにつれてシューズに重みを感じてしまいませんか?足が疲れてきても、軽いシューズならば足の回転が落ちにくくなります。
デメリット① 怪我につながりやすい
スピード感を出すために軽量化されたシューズはクッション性を犠牲にしているケースが多いです。そのため、足にかかる負担が大きいので怪我には十分に気をつけましょう。
デメリット② ジョギングには向いてない
軽量シューズはスピード練習やレーシングを想定して設計されています。クッション性や耐久性は低いので長時間のジョギングには向いていません。
《メンズ》軽いランニングシューズおすすめ8選
【アシックス】ソーティマジック RP5 (1093A091-700)
重量は約155g。アウトソールの中央にPebaxというシャンクを配置。屈曲性が低くなり、地面を蹴ったときの反発性が高くなりました。
また、後足部に軽量のフライトフォームを、前足部に高反発性のフライトフォームプロペルを配置しています。そして、アウトソールのつま先にはアシックスグリップが採用され、最後の蹴り出しまでつま先部分が地面をグリップできるようになりました。
【アシックス】 ターサー RP (1011B056.500)
重量は約170g。ソーティマジック RP5と同様に、アウトソールに硬性のシャンクとアシックスグリップを配置。高い反発力とグリップ力を活かして加速することができます。ミッドソールには全面に軽いフライトフォームが搭載され、スピードの変化にも対応しやすい軽量シューズになっています。
【アシックス】メタレーサー (1011A676.100)
重量は約191g。ミッドソールにカーボンプレートを搭載した厚底シューズです。NIKEのような特徴的な厚底シューズよりも靴底は薄いですが、しっかりと反発を受け取るように仕上がりました。
つま先はそり上がった弓状のガイドソールテクノロジーになっており、前方への重心移動をスムーズにしてくれます。
【ミズノ】ウエーブデュエル GTZ (U1GD1950)
重量は約165g。短距離スパイクのプレート設計を受け継いだ波型のウエーブプレートを採用。この跳ね上がり形状のプレートがクッション性と反発性を高めます。カーボンプレートほどではありませんが、硬さがあるので履きこなすには筋力が必要になるでしょう。
アウトソールには前足部とかかとにチップ型のG3ソールを配置し、軽量ながら地面を捉えるグリップ力があります。
【ミズノ】ウエーブデュエル ネオ (U1GD2000)
重量は約185g。ウエーブデュエル GTZと同様にウエーブプレートを採用することでクッション性と反発性が両立します。
また、MIZUNO ENERZY liteという弾力性がありエネルギーリターン効率を高める素材が新しく搭載されました。
アウトソールはフラットな形状で全面にG3ソールが配置されています。接地感が良いので、癖のない安定した走りをしたい方におすすめです。
【ニューバランス】Fuel Cell 5280 (M5280RW)
重量は約138g。今回紹介するシューズの中で最も軽いモデルです。名前にある「5280」は1マイル(1600m)をフィート換算した数字で、その数字からも中距離シューズとしての使用が適切でしょう。
ミッドソールにはFuel Cellという高反発素材を採用。アウトソールにはダイナライドとよばれる三角形のゴム素材チップが散りばっているため、しっかりと地面をグリップできます。
【ニューバランス】Fuel Cell RC ELITE (MRCELYB)
重量は約191g。5280と異なりRC ELITEは厚底シューズに分類されます。反発性に優れるFuel Cellとフルレングスのカーボンプレートを搭載。
カーボンが入ってますが比較的に柔らかくクッション性があります。
アウトソールには、5280と同様にダイナライドと呼ばれるチップが配置されているので、高いグリップ力で地面を踏み込めます。
【ナイキ】ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% (AO4568-102)
重量は約191g。箱根駅伝で大活躍した厚底シューズですね。厚底シューズは全体的に重量がありますが、ヴェイパーフライは厚底シューズの中で最も軽いタイプです。ミッドソールに軽量性・反発性・クッション性に優れたズームXフォームを搭載し、エネルギーロスを減らして走れます。
《レディース》軽いランニングシューズおすすめ8選
【アシックス】ソーティマジック LT 2 (1093A093)
重量は約152g。先ほど紹介したソーティマジック RP5の類似モデルです。RP5はミッドソールに反発性に優れたフライトフォームプロペルを使用してますが、LT2は軽量のフライトフォームを使用しています。RP5の方が反発を活かして速く走れますが、LT2はクッション性があるため足への負担を減らせます。そのため女性ランナーにおすすめのシューズといえるでしょう。
【アシックス】ソーティジャパン セーハ 2 (1011A005.400)
重量は約170g。ミッドソールに反発性のあるSpEVAフォームが搭載されました。アウトソールはフラットで接地面が広いため着地時に安定感があります。
また、ソーティマジックRP5のPebaxのようなシャンクがないので、中足部が柔らかく屈曲性にも優れています。
安定感のある接地が可能なため、女性の方におすすめのモデルではないでしょうか。
【アシックス】ターサーエッジ 2 (1012A463)
重量は約185g。前世代モデルにアッパーの改良をおこない、伸縮性のある特殊なメッシュがフィット感を向上させました。アウトソールにデュオソールというゴム状のチップがちりばめられており、グリップ力が高いです。靴底がフラットな形状なので、衝撃を吸収しやすく安定感のあるモデルになりました。
【ミズノ】ウエーブエンペラー JAPAN 4 (U1GD1920)
重量は約175g。クッション性と反発性が高いap+ミッドソールを採用。また、クッション性と反発性を両立させる波系のウエーブプレートが挟み込まれています。アウトソールには、前足部にG3というグリップ力のあるラバーを、かかとにX10という摩擦に強いラバーを配置しました。日本製の製品なので足あたりがよく、安定感のあるモデルと言えるでしょう。
【ミズノ】ウエーブデュエル 2 (U1GE2060)
重量は約155g。ウエーブエンペラー JAPAN 4と同様に波系のウエーブプレートが採用されており、クッション性と反発性があります。また、アウトソールにも前足部にグリップ力のあるG3を、後足部に摩擦に強いX10を配置しています。
ミッドソールにはU4icという軽量ながらクッション性に優れる素材を使用しています。
【ニューバランス】ハンゾー R (WHANZRA3)
重量は約141g。ミッドソールには軽量性・クッション性・反発性に優れたレヴライトXという素材が採用されました。アウトソールにはライトウェイトソリッドラバーが採用されています。軽量かつ硬めのラバーを使用することで、グリップ力と耐久性を両立させました。また、衝撃を吸収しやすいアウトソールなので、女性の方でも安心して走れるモデルとなっています。
【アディダス】アディゼロ タクミ セン 6 (EE4341)
重量は約197g。前足部に衝撃吸収性と反発性に優れたブーストフォームが、中足部から後足部には軽量性と安定性に優れたライトストライクが採用されています。また、アウトソールのコンチネンタルラバーは高いグリップ力をもつ素材です。
ミッドソールのクッショニング性能が高く、着地したときのブレが抑えられます。そのため安定感のある走りができるモデルになりました。
【アディダス】アディゼロ RC 2 (EG4683)
重量は約198g。ミッドソールには軽量かつ安定性があるライトストライクを採用。アウトソールはフラット形状に近いですが、中足部にプレートがあるので一定の反発感を得られます。全体的に軽量素材を使用しているので軽いモデルですが、クッション性や安定感は十分にあります。バランスの良い性能なので、男女問わず様々なシーンで使用できるシューズといえるでしょう。
まとめ
軽量シューズは、短距離走の練習用からマラソンのレース用など様々な場所で活躍します。
もちろん、ランシューは軽ければ良いというわけではありませんが、軽いシューズで走ると気持ち良いですよね。
まだ軽量シューズを持っていない方は、これを機会に興味を持っていただければ幸いです。