ゴルフは数あるスポーツの中でも使用する用具の量が多く、新品が出る度にゴルファーの心は踊るものです。
特にある程度ゴルフにハマった方に聞いてみると、誰しも1度はゴルフクラブを買い替えた事がある、と答えることでしょう。
ところが、道具に拘りを持つゴルファーでも、意外とシューズには拘りを持っておらず、「とりあえず買ってみた」という方も多いのが実情なのです。
ゴルフシューズの安い高いの違いは?
安いシューズを求める1番の理由は「とりあえず履ければいいし、そこまで資金が回らないから」でしょうか。
確かにそれも1つの意見だと思いますが、クラブと同じで、シューズにも性能の違いがあり、実はゴルフの上達に非常に大きな影響を与えます。
今のシューズはポイントスパイクやスパイクレスが主流ですが、そのほか頑丈さや水に強い、持久性があるなど、様々な特徴があります。
初心者の方には、初心者の時だからこそ、間違ったシューズ選びをしてほしくない、といった点から、コスパも含めた「安い」シューズをピックアップしてみましょう。
《メンズ》安いゴルフシューズおすすめ6選
【メーカー】フットジョイ(FREE STYLE2)約10000円(値段は現在の市場単価です)
まずは比較的メジャーなフットジョイから。
フットジョイは全体的に先進的なデザインが多く、こちらも非常にスタイリッシュなデザインです。
BOA(クロージャーシステム)を採用しており、フィット感も抜群です。
ポイントスパイクですので踏ん張りもよく効き、通気性、防水性も兼ね備えたモデルであり、柔軟性のある記事は非常に軽く、足元に安心感を生みます。
全体的に足の細めの方にフィットしやすいモデルです。
値段もフットジョイのモデルの中では全体的に安価ですので、お求めやすいものとなっているでしょう。
【メーカー】ミズノ(ジェネム008ボア)約14000円
日本系メーカーということもあり、日本人の足にフィットしやすいシューズを作っています。
このジェネムにも、2E~4Eまで幅広くラインナップがあります。
このシューズは人が走る時の足を考え、衝撃吸収力を追求したもので、「ミズノウェーブ」という波型のインソールを採用し、安定感を高めているのが特徴です。
バランス感のある作りで、あらゆる傾斜にも対応してくれることでしょう。
こちらもBOAシステムを採用しており、靴を絞めるのも非常に楽です。
ポイントスパイクですので、しっかりと踏み込めます。
【メーカー】プーマ(イグナイトNXT ソーレーススパイクレス)約7000円
ゴルフのイメージはあまりないプーマにもゴルフシューズがあります。
これはスパイクレスの紐靴で、非常にシックな色合いが足元を彩ります。
「イグナイトフォーム」という独自のミッドソールテクノロジーでクッション性を生み、反発力を高めています。
「ソールシールド」という極薄のポリウレタンフレームが表面に配置され、清潔感を高めます。
スパイクレスですので、練習場でも気兼ねなく使用することができ、コースだけでなく常に練習のお供となることでしょう。
【メーカー】ナイキ(VAPORスパイクレスAQ2301)約6000円
陸上好きの方は「ん?ヴェイパー?」となるかもしれませんが、ゴルフシューズにも「ヴェイパー」が存在します。
非常に厚底で、しっかりとしたソールが足元の疲れを軽減します。
細身であることからサイズが若干小さめですので、0.5~1cm大きめを買うとピッタリかと思います。スパイクレスでスニーカーに近い形状ですが、コースでもしっかりとシューズ性能を発揮してくれえるでしょう。
ちなみにこれは紐靴ですが、BOAを採用しているタイプ(値段はおよそ倍)もありますので、双方検討してみてはいかがでしょうか。
【メーカー】アディダス(アルファレックスボア CEZ98)約10000円
アディダスは非常に革新的なゴルフシューズが多く、特に今年は「コードカオス」が熱狂的なファンを集めていますが、コスパを考えるとこちらでしょう。
ボアシステムが足の甲に来るデザインでは珍しく、サイドにはアディダスの3本線が目を引きます。ポイントスパイクと共に踵のクッションが柔軟性を高めています。
足場の柔らかい部分でもグリップ性を発揮するでしょう。
合成皮が足全体にしっかりと馴染み、形状から着脱も簡単です。
こちらも横広の方にもフィットしやすいので、様々なタイプの方に合致するのではないでしょうか。
【メーカー】ブリジストン(ツアーステージSHTS8T)約11000円
少し古いモデルなので迷いましたが、外すことは出来ませんでした。
メタリック系ブラックであれば銀文字で、ホワイトであれば赤文字で、「TOURSTAGE」の文字が側面に目立ち、日本ブランドとして最後の意地が伺えます。
非常に独創的なデザインに目が行きがちですが、スパイクレスシューズでも6か所しっかりとしたポイントがついていることでグリップ性を生み出します。
紐ではなくボアシステムを採用していますので、結びなおす手間も省けるでしょう。
性能だけでなく足元のおしゃれから勝負をしたい方には是非お勧めしたい一品です。
《レディース》安いゴルフシューズおすすめ6選(1製品あたり200文字前後)
【メーカー】キャロウェイ(エアロスポーツボア ウィメンズ)約10000円
女性は男性以上に足元からおしゃれをしたい、という方も多いのではないでしょうか。
白地ベースで色合いはシンプルですが、赤青2つの線と通気性を向上させる生地が足元にアクセントを添えてくれます。
クッション性に優れたラバーアウトソールがプレー時の安定感と快適性を高めてくれます。
ポイントスパイクですので地面をがっちりとらえてくれますし、ボアシステムを採用していますので足元が非常にしまった感覚を与えてくれます。
おしゃれと性能、さらに値段を両立させている商品ではないでしょうか。
【メーカー】フットジョイ(EコンフォートBoa)約12000円
フットジョイのレディースシューズの中では非常に息の長いロングセラー商品です。
シンプルな作りと柔軟性に優れたアウトソールが柔らかさを出しており、ポイントスパイクということも相まって傾斜地でも安定したグリップ力を誇ります。
さらに特徴的なのが、「フットジョイの中でもワイドめに作られている」という点。
幅広な方や窮屈なシューズが苦手な方でも、非常に優しく履くことが可能です。
迷ったらまずは試し履きをしてもらいたい、といった商品の一つです。
【メーカー】ルコックスポルティフ(QQ3NJA00レディース)約10000円
ルコックはウェアでも種類の多いメーカーですが、シューズでは特にレディースシューズで人気を博しています。
やはりデザインがおしゃれなことから人気が高いのですが、12000人もの日本人の足型をもとに設計されており、フィット感を重視する方にはお勧めできます。
また、ミクロの空気穴があることから通気性にも優れており、ムレ感も気にせずプレーが可能です。
空気穴がありますが防水性能もあり、雨の日でも使用することが可能です。
スパイクシューズでボアシステムは踵側についています。
【メーカー】ニューバランス(WG574 V2シューレース)約9000円
ニューバランスは有村智恵プロなどの有名女子プロが契約をしており、プロからのフィードバックを取り入れたシューズが比較的安価で購入できます。
元々機能性やスタイリッシュさで人気を博した「WG574」のフィードバック監修モデルが「WG574 V2」となりました。
非常に軽量でクッション性も強く、足が疲れにくい感覚があります。
非常にフィットしやすい特徴があり、ポイントスパイクが軽量でもしっかりと地面を捉えますので、全体的な満足度は高いものになるのではないでしょうか。
【メーカー】アシックス(ゲルコースグライド1112A017)約11000円
運動靴に近い形のスパイクレスシューズで、見た目にゴルフシューズのような重厚感はありませんが、その分歩行時の屈曲性があり、非常に履きやすいシューズとなっています。
「あまりにゴルフシューズっぽいのはちょっと…」という方にはまさにお勧めしたいシューズで、通気性と柔軟性に優れたメッシュ素材を使用するなど、多目的用途で利用できる、まさに一風変わったゴルフシューズといえるでしょう。
ただし、メッシュ素材で雨には弱いので、雨天時の使用は注意が必要です。
【メーカー】ミズノ(NEXLITE 004ボア)約11000円
ミズノは比較的シンプルなデザインが多いメーカーですが、グラデーションが入っている非常におしゃれなシューズの一つです。
メンズのほうでもお伝えした通り、横広の方にもフィットしやすいシューズの構造で、ソールに波状のプレートを挟み込むことにより、クッション性と安定性を両立しています。
ボアシステムもついていますが、スパイクレスシューズですので様々な場面でも使用ができます。
非常に軽量設計ですので、非常に使う場面の多いシューズとなるのではないでしょうか。
まとめ
シューズ選びは今後の上達を左右するうえでとても重要です。
その中で一番頭に留めて頂きたいのが、「どれだけ自分の足にフィットするか」です。
ゴルフはよく歩くスポーツでもあります。
皆さんの足を守ってくれるのは、ゴルフシューズなのです。
足元から最大限実力を発揮する為にも、是非ともシューズ選びに妥協せず、楽しいゴルフライフを過ごして頂きたいです。
その為の一助となれば、私としても嬉しい限りです。