ラウンド中に距離計を使っている人を見かけると、上手そうだなぁと思う事はありませんか?私も初心者の頃は距離計を使いこなすのが憧れでした。
値段も張るし、まだそこまでの実力も無いし…なんて思っていませんか?決してそんなことはありません。
今や、距離計は競技でもルール上正式に認められるようになり、レベルを問わずゴルファーの「必需品」となってきているのです。
そうは言っても、実際には決して安いなものではないですし、気軽に買う値段ではないのでどのように選べば良いかわからない…と言った悩みがありますよね。
今回はそんなレーザー距離計の基礎情報と、入門におすすめの比較的安いレーザー距離計をご紹介いたします。
ゴルフ用レーザー距離計の種類や選び方
距離計には、大きく分けると3つの種類があります。
以前からあった、レンズを覗き込む形の「レーザー」。
手に持ってGPSを使いピンまでの距離を測る「ハンディタイプ」。
ハンディタイプと同じ計測法ですが腕に巻く形となっている「腕時計型」の3種類です。
今回ピックアップしたものを参考に、ご自身が使いやすそうなものをお選び頂ければと思っています。
距離計は品質や機能によってかなりの差が出てくるため、非常に価格差が激しいものですので、下記を参考にしてご自身の予算と用途に合ったものを選んでいただければと思います。
安いゴルフ用レーザー距離計おすすめ12選
【ニコン】 COOLSHOT 20 GII LCS20G2
レーザー型距離計です。まず大前提として、レーザー型は「高低差計測機能」の有無で価格が大きく変わってきます。
例えば同じニコンでも、高低差計測が付くと45000円台まで上がります。
これは高低差計測機能が付いていませんが、ファインダーによるクリアな視界と計測の正確性があり、手振れも気にならず使いやすいです。
機能としては非常にシンプルですが、生活防水構造もついているので雨天時でも安心して使用することができます。初めての方には特にお勧めです。
【GolfBuddy】 aim L10
同じくレーザー型距離計です。この距離計は高低差を計測可能ですが、さらに直線距離に直した補正距離も出てきますので、傾斜地でも楽々計測が可能です。
3つのモードを選択することができ、LCD画面も非常に鮮明でサングラスを掛けていても見やすい設計となっています。
IPX4グレードの生活防水機能もあり、天候を気にせずに使用可能です。
正常測定されると振動する機能も付いており、使い慣れていない方も簡単に計測することができますので安心です。
【shot navi】 レーザースナイパーX1
様々なレベルのゴルファーから定評のあるshot naviの人気モデルです。
比較的安価で高低差も計測可能なレーザー型で、初心者の方にも使いやすいモデルです。
高低差計測可能なものだと表示が多い分画面が見づらいと感じる事もあるかもしれませんが、慣れれば非常に使いやすいです。
前途のニコンと比べると少し大きめですが、それをコストパフォーマンス性ですので、何を買えばいいかわからないと言った時に、最初の1台としてはうってつけの商品です。
【bushnell】 ピンシーカースロープツアーZ6ジョルト
アメリカの光学機器メーカーのブッシュネルから、トッププロも愛用するレーザー型モデルです。
特質すべきはその精密性で、高低差0.5y、距離0.1y単位で計測可能で、山岳コースなどでも力を発揮します。
特に中上級者が使いこなすモデルと言って良いでしょう。
防水性も高く、ピンなどの細い目標物の測定を助けるピンシーカー(バイブレーション機能)も備わっており、その値段に対してもコストパフォーマンスで劣る事はない、ワンランク上の距離計とお伝えしても良いでしょう。
【アイリスオーヤマ】 PLM-600
ゴルフメーカーでは無いアイリスオーヤマからも距離計が出ていますが、まず驚きはその価格で、1万円前後はレーザー型に限らず破格の安さです。
高低差計測は付いていませんが、最大計測距離は660yですので、しっかりと計測が可能です。
また、計測の際にサポートする4つのモードが搭載しており、初心者の方でも手軽に使えますので、まずは最初の一台として非常に購入しやすい商品ではないでしょうか。
非常に軽量で防水も防滴仕様で付いておりますので、品質も信用できるものであると考察します。
【ピンイーグルゴルフ】 IPX5
ピンイーグルはゴルフ用レーザー距離計を専門に開発する国内ブランドとして、多くのゴルファーに使用されています。
高低差測定も付いていますがオンオフの切り替えが可能な為、公式戦でも使用可能です(余談ですが、公式戦では高低差機能の付いた距離計は使用できません)。
レンズ倍率を最大6倍までフォーカスできたり、目標物に当てやすいようピンサーチ機能が付いていたりと、非常に使いやすい商品です。
IPX防水設計は大雨にも対応可能で、どんな場面においても対応してくれる距離計です。
【TecTecTec】 VPRO500S
フランスに本社を構えるレーザー距離計専門の企業で、USアマゾンの距離計部門販売台数で3年連続1位になるなど、海外では非常に人気があり、日本でも注目されているメーカーです。
比較的低コストで他メーカーに対抗する性能を持っています。
500Sは高低差機能もあり、ピンモードも搭載し目標物を簡単に測ることができます。
最大測定距離は540yですが、それ以上飛ばすこともないので問題ないでしょう。
値段と性能を両立した、海外メーカーの老舗といっていいでしょう。
【shot navi】 Hug Beyond
ここからは腕時計型距離計の紹介です。
先ほどレーザー型でもご紹介したshot naviですが、腕時計型もシェアが高いです。
全世界5万コースに対応し、日本国内のカバー率100パーセントを誇る為、国内度のコースでも使用可能です。
フルカラータッチパネルディスプレイで高低差計測も可能で、ピン位置調整もできます。
生活防水もあり受領も56gと軽量ですので、気にせずショット可能です。
GPS使用時でも連続使用時間は8時間ありますので、1ラウンドしっかりと使用することが可能です。
【GolfBuddy】 aim w10
同じく腕時計型距離計です。世界170か国4万コースに対応しており、こちらも日本では人気メーカーです。
フルカラータッチスクリーン搭載で、コースビューの映像画面のほかに、グリーンは手前・中央・奥の3つの距離表示が可能です。
また、スコア入力もこれ1台でできてしまいます。
ゴルフモードで10時間使用可能ですので、たっぷり時間も確保することができます。
余談ですが万歩計機能も付いておりますので、ゴルフだけでなく普段時も使用できる機会がありそうですね。
【アサヒゴルフ】 EAGLE VISION GPS EV-717
腕時計型距離計の中でも非常にシンプルな作りで、モノクロ液晶に残距離が映し出されるタイプです。
表示される情報量こそ多くはないですが、端的にポイントを押さえていることから人気が高いです。
48gと非常に軽量でスタイリッシュなデザインなので、女性ゴルファーも快適に使用できます。
特に凝った情報はいらない、といった方にはこのモデルが合うことでしょう。
「かんたんらくらくスタート」機能で、コースについて電源を入れるだけでプレイホールが表示される為かんたん安心です。
【ガーミン】 Approach S20J
腕時計型距離計で、モノクロ液晶ですが通常のヤーデージ計測に加え、ハザード情報、ホール情報やグリーンビューも表示されます。
最大の特徴はスマホとの連携機能の充実さです。
ラウンド記録や、パッティングを除くすべてのショットの計測、スイングデータ測定など多くの機能があり、スマホとの連携が可能です。
またBluetooth接続を行うことで、スマホに届いたメールやアラート、着信通知のチェックも可能です。ラウンド中に携帯を出さずとも代用してくれる距離計です。
【ユピテル】 YGN6200
ハンディタイプの距離計です。フルカラー3.2インチの液晶画面にはコース情報がぎっしり詰め込まれます。
コース全容から高低差、リアルグリーンビューまで一目で確認することができます。
値段も比較的安価ですので、手に取りやすい商品です。ボタンも少なく操作も簡単で、画面操作も自動で行われますので、プレー中に面倒な操作を省きたい方にはお勧めです。
リチウム電池内蔵で最大使用時間は24時間となっており、長時間に渡る使用にももってこいです。
まとめ
三者三様の特徴がありますが、正確な距離を測りたいなら「レーザー」、全体感を掴みたいなら「ハンディタイプ」、良いところを搔い摘んだ「腕時計型」といったところでしょうか。
皆様の使いやすさに合わせて、「良い!」と思ったものをぜひ使ってみてください。
ラウンドの幅もきっと広がるはずですよ。